「カラミざかり2」（桂あいりさん）を紹介します！

前作「カラミざかり」の続編で、155ページの大作となっています。

→前作「カラミざかり」のネタバレレビューはこちら

前作と同様、セリフ無くとも表情で微妙な心情の変化を伝える筆力が素晴らしい。

エロの回数も増え、

などなど、エロシチュエーションも豊富になっています。

エロ描写は十分レベル高いのですが、本作の特長はそこよりも、常に取り残される主人公のNTR心情描写でしょう。

そして、同級生4人の物語から、女子2人が別のオトコに快楽を教え込まれるNTR展開に？？？

この展開は正直、ゾクゾクする人と胸糞で不快になる人と分かれる部分かと思います。

作者の桂あいりさんもそれをわかった上で、商業誌では避ける所まで同人誌で踏み込もうとしたのかもしれません。

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ギャルJKの悪ノリと野球部員の親友の暴走から身体の関係を持つことになったクラスメート男女4人。

一度関係を持つや、学校のトイレでスク水セックスを決めたり、日々家に集まっては3P、4Pを貪るようになります。

しかしそんな中でも、常に親友に「先を越され」おこぼれをもらうような形になる主人公。

目の前で女子2人にWフェラさせる親友の姿を見せつけられたり

主人公のスマホに親友から「3Pでやりまくった報告」LINEが届いたり

知らぬ間に飯田さんの身体が親友くんに開発されていたり…

この屈辱感と鬱屈感！！！　がうまい！！

飯田さんとは恋人同士という訳でもないのでNTRを主張できる立場でもないのですが、えもいわれぬNTR感……

ですが、親友によるNTR感だけではなく、今作では「別のオトコ」も現れ、性に貪欲になっている女子2人はそのオトコにも快楽を覚えさせられてしまう？？

夏祭り、浴衣姿で野外でDQNに……

そしてヤり慣れた「大人のオトコ」に……

NTR倍率ドン！！！

「カラミざかり2」はモノクロ作品ですが、DMMブックスなどでフルカラー版も配信されています。

ただ、商業電子書籍版は、消しがけっこう大きいんですよね。

好みになりますが、個人的にはモノクロであっても消しの薄い同人版の方がエロ度高いように思います。

校内トイレでスク水JKをしゃがませて…

前作の翌日の学校。昨日の行為が脳裏に浮かびまったく授業に集中できない主人公（高成）。

まあそりゃそうだよね。

しかしもっと猿度の高い親友くん（貴志）はギャル系JK新山さんを呼び出してプールの授業をサボり、学校の男子トイレでスク水Hを決行！

「そーいえば昨日さ…　高成の精子…　飲んだの？」

「んっ　…うん」

「…俺のも　飲んでよ…っ」

コイツはコイツでジェラシー感じてやがる。

単にごっくんプレイへの憧憬かもしれんが。

男子トイレの個室の中で新山さんをしゃがませて、その口内に…。

というわけで校内トイレスク水セックスが見どころ。

ちょっとさ、2人で舐めてよ

放課後、また貴志の家に集まる4人。

今度こそ憧れの飯田さんとコトを為そうとする主人公だが、いよいよ、というところで

「高成わりー。　ちょっとさ　2人で舐めてよ」

とWフェラを所望する貴志。

いやお前ワザとやってるな！？　ワザとやってるだろ！！

裸（ただしハイソックスは脱がない心遣い）と制服のJK2人によるWフェラと、

それを見せつけられるおあずけNTR感が見どころ（？）。　そして……

ついに飯田さんと？

今度こそ飯田さんとセックスしたい主人公。

いよいよ挿入しようとするが、なかなかうまく行かず。

そこに貴志がしゃしゃり出てきて制服姿の飯田さんと69（シックスナイン）をはじめ……

うーん、達成感もあるにはあるんだがやはりNTR感というか、マウント取られている不快感あり。

屈辱プレイがご褒美な人にはたまらない。

いないところで3Pしてやがる

夏休み、予備校に通う主人公の元に、貴志から3Pしている報告LINEが届く。

いやお前ワザとやってるな！？　ワザとやってｒ

開発された飯田さんを見せつけられ…

我慢できなくなって予備校を早退し、貴志の家を訪れる高成。

そこでは貴志と飯田さんがセックスに励んでいた。

連日開発されたという飯田さんは言われるまま、主人公の目の前で貴志の乳首舐め手コキを見せ、さらに開発の成果を……

「あ…や　今ダメ…」

屈辱感と怒りを感じる主人公だが、そんな飯田さんの口に自分のモノを突き出して咥えさせ、３Pに……

またかなり屈辱的ですが、エロ度・実用度とも高いシーン。

夏祭り、野外でDQNに…

夏祭りに来た4人。

神社の境内で浴衣青姦に突入しようとするが、そこにDQNたちが現れ……

「ねえねえ　俺もヤラしてよ」

img src="./img/karami2-3.jpg" alt="DQNに野外で…" />

止めようとする主人公だが、あえなく腹パン一発でダウンし

女子たちは嫌がるも押さえつけられ、主人公たちの目の前で……？

どーする主人公！？

そしてこの話の貴志はまたクソ。

イケメン新キャラ登場

夏祭りの事件から少し疎遠になる4人。（飯田さんと新山さんは一緒。）

新山さんの先輩から、心霊スポット巡りの数合わせに誘われる新山さんと飯田さん。

そこにはオトナのイケメン（和紀）がいて、暗い心霊スポットの中で新山さんのお尻や胸に手を伸ばし、飯田さんにも……

ここにきて新キャラ登場。主人公はただただ不憫。

新しいオトコにお持ち帰りされちゃう？

心霊スポットからの帰りの車を運転しながらも、助手席の新山さんの秘部に手を伸ばしテクニックを見せるイケメン和紀。

「俺んち　行こっか」

一方その頃、飯田さんの浴衣の待受を見て想いを募らせる高成。

そんな彼の想いもあえなく、2人はお持ち帰りされてしまうのか？？？

目が話せない結末！！

以上、カラミざかり2の内容紹介でした！

快楽堕ちっぽい展開はありますが、アヘ顔とかろれつの回らない懇願をしだす、といった強めのエロ表現はありません。

桂あいりさんの他作品や前作から読んでいる人はイメージできると思いますが、ワリとリアルな感じに快楽に没頭させられます。

物足りない人もいるかもしれませんが、派手すぎない反応の方がリアルでそそるという人や、女性も楽しめる表現かなと思います。

寝取られやマウントされるのは不快、という人にはお薦めしませんが、

ボリュームもあり、エロ描写も体や表情もうまく、リアルな生活感と非日常の混じった危うい心理描写や寝取られ感を楽しめる人にはおススメです。

カラミざかり2を読んだ他の方の感想、口コミを調べると

「誰にでもついて行きすぎ！　ただのビッチじゃねーか」
「主人公の立場で見てると胸糞すぎる、その女やめとけ」

といったレビューもありました。

一方、寝取られ展開、性を知らなかったJKが快楽に堕ちていく展開として

「最高、別のオトコにがっつり快楽堕ちされて欲しい」

という人もいれば

「おあずけ感すごい。主人公がんばって奪い返せ」

といった意見も。

明らかに続編を意識していそうな引きなので、個人的にも続きが非常に気になります。

私的には、主人公くんちょっと報われてほしいですけどね……

このまま別のオトコに堕とされてバッドエンドなのか？　どうなんだー。

……主人公がんばれーー。しかし飯田さんの本心はわからんな……Hできればいいのかな……

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